オリエンタルがフレークカレー(粉末ルウ)にこだわり続けた理由

 

終戦食後の昭和20年からずっと、家庭の味にこだわりつづけてきました。

アメリカ食品医薬品局は、2018年6月以降、トランス脂肪酸の直接の発生源となる、植物油を常温で固まるよう処理した硬化油(部分水素添加油脂)の使用を禁止すると発表しました。

アメリカはなぜ、硬化油の禁止を決めたのでしょうか。

トランス脂肪酸の主要摂取源である硬化油は、冠動脈疾患、つまり心筋への血液の流れが止まってしまう病気になる恐れがあるからです。
冠動脈疾患は、高血圧、高コレステロール、喫煙、肥満、糖尿病、問題のある食事等が原因として挙げられており、トランス脂肪酸の摂取量の多さが問題視されています。
アメリカ食品医薬品局は、トランス脂肪酸の摂取量はできるだけ減らした方がいい、という結論に達し、硬化油(トランス脂肪酸が多く含まれる)の3年後の禁止を正式に決定しました。
この措置によりアメリカ国内で数千人の命が救われる、としています。

オリエンタルは創業当初、これを想定して、ルウを固めるため比較的融点の高い硬化油を使わなかった訳ではありません。
当初の理由は、硬化油は体温では溶けず、胃にもたれたり、胸やけがすると言われ、体にはあまり良くないのではないか、という素朴な理由から、使用量の少ないフレークカレー(粉末ルウ)にこだわり続けました。

アメリカ食品医薬品局の正式決定を受け、健康を第一に考え、創業当初から、硬化油の少ないフレークカレー(粉末ルウ)にこだわり続けてきた事を、今、私たちは誇りに思っております。

<トランス脂肪酸に関する記事>
http://blogos.com/article/118823/

<オリエンタル商品一覧>
http://www.oriental-shop.jp/SHOP/list.php?Search=

 

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